・２日目その３

遊歩道を歩いていき、視界が開けてくると、太平洋のすばらしいマリンブルーと空のスカイブルーが目に飛び込んで来ました。「わぁ〜」とむっちゃ素直に感動に浸りました。今まで同じ太平洋でもいろんな場所で見てきましたが、足摺岬から見た太平洋は抜群によかったです。苦労してここまで来たかいがあったというものです。「てつの旅行１０景」なるものを選ぶとしたら、たぶん入ってくるであろう、そんな景色でした。心地よい海風が吹き抜けていき、初夏のすがすがしさを満喫しました。

足摺岬には灯台もあるんですが、周りを柵に囲まれているために、中を見学することができないのが残念でしたが、一瞬でも私の疲れを忘れさせてくれてありがとう！でもさすがの私でもこの暑さの中での歩き尽くめがたたってきて、少々どころかかなりお疲れモードになってしまったので、旅館の１階でやっているような喫茶店に入り、アイスコーヒーを飲みました。こーいう時は大げさな話、インスタントだろうが作り置きだろうが理屈抜きにおいしかったです。アイスだったけど、ほっとひと息できました。(^^;)

足摺岬から土佐清水を抜けて、一路ホテルのある中村市内へ戻りました。四万十川遊覧船乗り場までは順調に戻ってこれたのですが、私がホテルの地図をプリントアウトしてこなかった為に、ホテルの場所がわからず右往左往。持ってきたガイドブックにも、そこのホテルは載っていないんだもん。ホテルに直接電話をかけて聞いてみるものの、全く土地勘のない人が２人なんで、せっかくフロントの方が一生懸命説明して下さったんですが、「中村駅の近くにある」ということだけしか理解できなかったので、「駅に着いたら再度電話します」ということで一旦電話を切りました。

中村市の繁華街をぬけ、何とか中村駅の看板は発見できたものの、そこからなかなか駅に辿りつけずにまたしても行ったり来たり。電話をして３０分くらいはたっていたような気がします。（わかれば５分弱くらいで行ける距離です。）何とか中村駅を見つけて、ロータリーの角に車を止めて、さー再度ホテルに電話をしようとしたら「あっ！あそこ！！」と友人が左の方を指差して言うので見てみると・・あったぁ〜！！！今日泊まるホテルがっ！！！２人して宝物でも見つけたような喜びようでした。

チェックインを済ませ、荷物を運び込み、晩ご飯をどうしようということになり、車を走らせてみるものの、２人ともに納得できるお店が見当たらないし、けどおなかはすいてきたして、結局とあるところで済ませてしまいました。私は一睡もしていない影響なのか、あまり食べることができませんでした。

ホテルに戻って、明日の行動予定を少し考えてからホテルの大浴場へ向かいました。今回ここのホテルを選んだのは、夜中走り尽くめでしんどい体にはゆっくり湯船につかる方がいいという理由からです。大浴場は友人と私の貸し切り状態だったので、思惑通りに(^^;)のんびりお湯につかり、荷物の片付けもさっさとすませて眠りにつきました。

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